フンドーダイ醤油の歴史は、1600年初頭、慶長年間に「久屋」という屋号で両替商、酒造り業を営んだことから始まります。その後、1869年(明治2年)に「熊本市出町」の地で現在の醤油業に転身。初心を忘れずに、これからも醤油の可能性と向き合いたい。そんな想いを「出町久屋」という店名に込めています。
フンドーダイ醤油では、発酵の品質を安定させるために木樽よりも少し大型のものを諸味蔵で使用し、蔵の酵母菌や乳酸菌などの微生物を大切に受け継ぐために独自の発酵技術研究所を設立するなど、美味しい醤油づくりのための研究を重ね続けています。
九州熊本の甘口な醤油はもちろん、「金箔入透明醤油」や「透明醤油でつくったトリュフ醤油」など新たな調味料を、東京浅草の合羽橋という賑わいのある拠点から展開することで、醤油に対する固定概念を超え、広く海外にも熊本の食の新しい形を提示していきます。